ピアノ歌曲「ふるさと -無視され殺害された”Another Birthplace ”の鏡面構造とTLTによる呪術的召喚-」楽譜
名大作曲同好会「第1回 ピアノコンサート」の演奏予定曲でしたが、ピアノストの降板により演奏はされませんでした。 誰もが知る唱歌「ふるさと」の編曲企画シリーズ。 参考音源つきです。 ふるさと -無視され殺害された”Another Birthplace ”の鏡面構造とTLTによる呪術的召喚- 編曲:冨田悠暉
ピアノ歌曲「ふるさと -無視され殺害された”Another Birthplace ”の鏡面構造とTLTによる呪術的召喚-」楽譜
名古屋作曲の会(旧:名大作曲同好会)
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名大作曲同好会「第1回 ピアノコンサート」の演奏予定曲でしたが、ピアノストの降板により演奏はされませんでした。
誰もが知る唱歌「ふるさと」の編曲企画シリーズ。
参考音源つきです。
ふるさと
-無視され殺害された”Another Birthplace ”の鏡面構造とTLTによる呪術的召喚-
編曲:冨田悠暉
《解説》
「ふるさと」とは、全ての生命が生まれ育つべき場所であり、言い換えれば「全てのものがそこから生じるような根本的な世界観」である。私たちは多くの場合ふるさとに対して温かな感情を抱き、それを懐かしみ恋しく思う。だが、私たちが見ている「ふるさと」とは本当にそのような温かな世界観なのだろうか。私たちは自分がどこから生じたか知っているのだろうか。知らず知らずの間に自分たちの根源的・不可知の部分に目を閉ざし、ステレオティピックな「ふるさと」像にこもったまま、本当の「ふるさと」――それは多くの人に無視され、なかったことにされているかも知れない――を見失ってはいないか。このとき、私たちは自分の発祥となる母なる生命体の存在から自ら目を逸らしていることになる。もしその生命体、つまり私たちの根源に一歩近づく世界観そのものを蘇生し、現世に喚び起こすことができたなら、それは狂喜乱舞しながら飛び回り、自分を嬉々として殺害した人類を呪い睨みつけながら、大いなる愛で私たちのことを抱くだろう。